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知っておくと安心。基本の就活マナー&北海道就活あるある 北海道の新卒採用企業に聞いた!冬の面接の服装どうすればいいですか?

2025年2月3日 公開

ブーツやコートのマナーなど、北海道ならではの就活の疑問をジョブキタ就活が、北海道企業の採用担当者にアンケート。

全国基準のマニュアルでは対応しにくい冬の北海道での就活ファッション。

雪が降ったり、氷点下の気温だったり、時には吹雪なんて日も…。そんな冬の北海道での就職活動でも、ブーツにタイツはやっぱりNG?普段着ているウールコートじゃなくトレンチコートじゃなければいけない?最近見かける黒のリュックはマナー違反?北海道での就職活動の疑問を、新卒採用活動実績のある北海道の企業にぶつけてみました。
集計方法:ジョブキタ就活を利用したことのある企業へアンケート
集計期間:2021年3月11日〜2021年3月22日
有効回答数:50

冬季の面接時の靴(女子学生)について、パンプス以外でOKなものすべてにチェックしてください。

一般的な就活マニュアルではNGとされるブーツですが、ブーティ(くるぶし丈のブーツ)に関しては9割以上の採用担当者がOKと回答。ふくらはぎ丈のハーフブーツに関しても7割以上がOKとの回答でしたが、さすがに膝丈のロングブーツは半数以上がNGとのことでした。また、パンプス以外はNGと回答した採用担当者は1割弱でしたが、その理由は「明確な理由はないが印象は良くない」や「ただ単に目立つので気になる」で、「マナー違反である」との回答はごく少数でした。

女子学生の黒いタイツについてはどう思いますか?

厳寒期の北海道、膝丈のスカートにストッキングはなかなかの寒さです。最近はベーシュカラーのタイツなどもでてきましたが、ストッキングと比べれば「すぐ、タイツだな」とわかりますし、黒タイツを履きたいと思っても「他に履いている就活生を見たことがないから勇気がない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでジョブキタ就活編集部では、厚手の黒タイツ着用について聞いてみました。
その結果、7割以上の採用担当者が「特に気にならない」と回答しています。「気になる」という回答もロングブーツ同様「他にいないから目立つので気になる」という理由が多くありました。

男女問わずコートなどのアウターは、厳寒期でもトレンチコートが必須ですか?

就活中のアウターはトレンチコートが基本という認識ですが、気温が氷点下だったり吹雪だったりする冬の北海道で薄い生地のトレンチコートは正直言って寒いですよね。それでもトレンチコートが望ましいのか聞いてみたところ、「そもそもアウターに何を着ているか気にしたことがない」と答えた採用担当者が6割、「シックなものならOK」「カジュアルでもOK」を合わせると8割に。「その他」の内容も「派手でなければOK」「入室前に脱げばなんでも」だったので、9割以上の採用担当者がトレンチコートじゃなくてもかまわないという見解でした。

持ち物のバッグが黒のリュックについてどう思いますか?

最近、就活生が持ち歩いているのをよく見かけるようになった黒のリュック。書類などで重くなったビジネスバッグを手に持つより背負って歩いたほうが移動しやすいですよね。でも、企業側はどう感じているのかよくわからないという就活生の思いをぶつけてみたところ、7割以上の採用担当者が「特に何も感じない」と回答。「あまり印象は良くない」との答えも16%あったものの、逆に「好印象」との回答も2%ありました。「その他」の中には「カジュアルすぎると気になる」「シンプルなものなら」との回答もあり、リュックにする場合は黒でデザインがシンプルなものを選ぶと良いでしょう。

そもそもリクルートスーツは必須だと思いますか?

ほとんどの企業がリクルートスーツが必須と回答するものと思いましたが、意外にも「必須」と回答したのは6割弱。「必須ではない」と回答した採用担当者が3割以上いました。ただ、必須ではないとしても、リクルートスーツ以外を歓迎しているわけではなく「TPOをわきまえた服装なら」や「業界や業種によってはOK」などの回答が目立ちました。担当者からのコメントの中に「学生側からすれば、自由といわれるよりも、スーツと言われた方が悩まなくて済むのではないかと考え、弊社の面接ではスーツを起用しています。」という意見もあり、就活生に対する配慮が感じられました。

採用担当者のコメント

面接時の服装について、私はスーツがいいと考えています。それは、スーツでなければいけない、マナー違反だと考えているのではなく、「私服」の方が難しいと思うからです。私服はその人の個性がよく出ると思いますが、好みもそれぞれですし、それに対してどのような印象を持つかも人それぞれですので、万人によく見える服装を選ぶ方が難しいのではないでしょうか。
リクルートスーツやビジネスバッグで面接に来る方は、好感が持てます。学生さんには痛い出費かもしれませんが、スーツやバッグは男女問わず就職後も使う機会(新入社員研修など)がありますので。また、当社の場合、外靴を脱いで入るので、どんな外靴をはいてくるかはあまり気にしませんが、さすがにスノートレーやムートンブーツは場をわきまえていないかなと思います。アウターも、黒・紺・グレーなど、無地で落ち着いた色であれば、トレンチコートにこだわる必要はないと思います。(移動時に寒くて風邪をひいては大変です)
面接の服装は、入社後の実務場面できちんと対応ができるかどうかの判断材料になると思っています。男性でたまにワイシャツの下に来ている柄物のTシャツが透けて見えているときがあり、だらしのない印象を受けるのでアウトです。また男女問わず、靴があまりにカジュアルだったり(スニーカー、派手な色)天候に関わらず汚なかったり、また古すぎたりするのも印象が良くありません。
清潔感があればブーツやカバンは個人的には気にならない。
経済的な負担は大変だと思うが、社会人となった時に、客先へその格好で訪問するのかという自問が足りない学生さんがたまにいます。フォーマル、セミフォーマルであろうとも学生の私服とは一線を画した服装・持ち物であることが好ましいと考えます。本人たちがトレンド・おしゃれ・常識と考えていても相手側はそう考えないことがあるという認識を持っていただきたいですね。
スーツを着ていればコートやバッグ、靴は季節に合わせたもので構わないが、派手な色やデザインだと目立つので気になる。
面接をする方も作業服や普段着なので、服装はまったく気にしたことがない。
服装に関しては、面接者が複数いる場合など、それぞれの見解が異なると思いますので、一般的に相応しいとされている服装で面接に臨まれるのが妥当だと思います。

北海道の新卒採用企業が考える就活ファッションのポイント

「北海道の新卒採用企業に聞いた!冬の面接の服装」のアンケート結果、参考になったでしょうか。
冬のアウター、靴、バッグについては、一般的な就活マニュアルにとらわれすぎず、気候などに合わせて使いやすいものを選んでも良いと思っている採用担当者が多いようです。
特にアウターに関しては入室前に脱ぐということもあり「トレンチコートじゃなきゃダメ!」という見解はほとんどありませんでした。シンプルで落ち着いた色合いのコートなら、気候に合わせたもので良いのではないでしょうか。風邪をひいて体調を崩してしまっては就職活動にも大きく影響しますしね!

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