田村さんは北星学園大学経済学部のご出身。父が車関連の会社に勤めていることから、自動車業界を中心に就職活動を進めていたと振り返ります。
「僕は地元志向が強いタイプなので、就職先は札幌市内の企業と決めていました。その他の条件としては、草野球チームに所属しているため、試合や練習のある日曜日が定休の企業ということくらい」
大学3年生のころには自動車部品の商社でインターンシップに参加。ところが、グループワークが中心だったため、実際に働いている人を見る機会がほとんどなく、「自分が仕事をするイメージがしづらかったのが正直なところです」とお話しします。
「大学3年生の冬から就職活動を本格的にスタートさせ、自動車関連の企業にエントリーする中で石上車輌と出合いました。札幌市清田区の本社で面接を受けた際、オープンなオフィスで先輩方の仕事風景を見ることができ、活気あふれる様子に好印象を抱いたんです。待遇や条件も自分の希望と合致していたので、春先に内々定をいただいた時点で就職を決意しました」
田村さんは大学4年生の夏から、会社のすすめもあって石上車輌のタイヤショップでアルバイトを始めました。就職先の先輩方と接し、企業風土にも触れられたのが良い経験になったといいます。
「面接時に感じた通り、先輩方は誰もが活発で、コミュニケーションもとりやすい方ばかりでした。入社後にどの部署に配属されたとしても働きやすそうだと感じた瞬間です」