北海道で就職しよう!

2025年卒業予定の方は「ジョブキタ就活2025」へ

(株)丸亀

鮭・海産品の加工販売

  • エントリー
  • ピンポイントレポ
  • 会社見学
  • 既卒可

「鮭の丸亀」で知られる株式会社丸亀。変わり続ける老舗です。

北海道産の鮭を中心にさまざまな水産加工品の製造・販売を手がけ、創業から80有余年の歴史を重ねてきた「鮭の丸亀」。
いわゆる老舗に数えられる同社が、「時代にあったスタイルで」と2022年にオープンさせたのが、こだわりの天然鮭を手軽に味わえる、おむすびスタンド「亀太郎」です。
「これまでにない視点で物事を考えるには、新しい人材が必要」と話すのは、同社の若月裕之社長。「亀太郎」誕生の舞台裏について、詳しくインタビューしてみました。

タッチポイントを増やすことで鮭を身近に。

日本全体では魚離れが進んでいると言われる中、好きな魚の調査では常に上位にランクインする「鮭」。特に北海道は他府県よりも消費量が多く、全国平均の2倍近い消費量だとするデータもあります。
「確かに鮭が好きという人は多いのですが、一方で、魚の調理は面倒と考える人が、特に若い世代には少なくありません。そういう方々に丸亀の美味しさを知ってもらうには、手軽に食べられるおむすびにして提供するのが良いのではと考えたのが、亀太郎の出発点です」
良質な鮭をお客様に届けるという企業としての本質を守るためにも、新しいことにも積極的に取り組んでいかなければならないという同社。2011年には新千歳空港に、2015年には札幌大丸に店舗を構え、顧客とのタッチポイント(接点)を増やしてきました。
「当社の事業とは違いますが、私は母校のキャリア探求授業などのお手伝いをさせていただいています。そこで「新商品の開発体験」として、高校生に新しいおむすびの具材を考えてもらったりしているんです。これも鮭など海産品とエンドユーザーのタッチポイントを増やす活動のひとつです」

若手の自由な発想を、中堅・ベテランがサポート!

会社の未来のために新しいことを始める。その時、若月社長が考えるのは“丸亀2号”にならないようにすること。
「きっかけとなるアイデアは自分を含めた経営サイドから出すことが多いのですが、それを形にしていく過程では、自分や自分に近い社員はなるべく口を挟まないようにしています。それは丸亀を深く知っているが故に、今までの丸亀と同じようなものを作ってしまいがちだからです」
実際、亀太郎の立ち上げには入社3年目、4年目、6年目の若手がプロジェクトの中心となり、キッチンカーやパッケージのデザイン、おむすびの製造方法などを検討していきました。
「メンバーを選ぶ際に重視したのは多様性。同じタイプが揃うと、うまく行く時の爆発力はありますが、行き詰まった時には総崩れになる可能性がある。タイプの異なる人材を混ぜることで、新しいアイデアも生まれやすくなります」
もちろん、若手が判断に迷うようなことがあれば、中堅・ベテランがしっかりサポート。周囲が脇を固めることで、若手が過度なプレッシャーを感じることなく、思い切ったチャレンジができる体制を整えているのです。

これから面白くなる丸亀でワクワクを感じて欲しい。

新卒採用については「大勢の中の“誰か”ではない働き方ができる」とのこと。小さな会社であるため1人がいくつもの役割を担うことがありますが、それだけにさまざまな仕事に携わることができ、やりがいは大きくなるはず。亀太郎のような新しい取り組みに関われる機会も少なくありません。
「亀太郎の今後については、ずっとキッチンカーで良いと思っているわけではなく、いずれは分社化も視野に入れて、新しいビジネスモデルを構築していく考えです。その第一歩として、2023年夏には“おむすびLABO”の開設を予定しています。若い人材の意見やアイデアは、今後も積極的に取り入れていきます」
12月の繁忙期を除けば残業はほとんど無く、働きやすい環境もしっかりと整えている同社。老舗に新しい風を吹き込む・・・そんなワクワクを感じたい人は、ぜひ応募を検討してみてください。

  • エントリー
  • ピンポイントレポ
  • 会社見学
  • 既卒可