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(株)センチュリーマリーナ函館

ホテル運営

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やさしく穏やかな総支配人が「笑顔の連鎖」をテーマに雰囲気づくりをしているから、みんなが笑顔なのです。

センチュリーマリーナ函館は、函館朝市や赤レンガ倉庫群などを抱えるベイエリアに立地するホテル。150種以上の品数に加え、朝からスパークリングワインやチーズを優雅に楽しめる朝食ビュッフェでも人気を博しています。道南エリアでは唯一2フロアに大浴場を備え、愛犬と一緒に泊まれる客室も用意するなど、幅広いニーズに応えられるホテルとしてお客様から選ばれています。
2019年のオープンから間もなくコロナ禍が訪れましたが、「いつかお客様は戻ってくる」と信じ、積極的に人材の確保に投資。実際、現在は外国人を含めた観光客がV字回復しているため、万全の準備でお客様を迎え入れられています。
今回、インタビューのマイクを向けたスタッフの皆さんは、こうした人員面のゆとりがあるという理由だけではなく、とにかく明るく笑顔で働いている印象を受けました。全員が口をそろえたのは、「総支配人が森のクマさんみたいで、職場に笑顔が絶えない」というエピソードです。


◎笑顔の連鎖が浸透し過ぎ!?

最初にお話を伺ったのは宿泊支配人の池田圭祐さん。
「当ホテルのオープンは2019年。設備や環境だけではなく、新しい時代に合った働き方にもトライしているところです。例えば、予約処理といった業務は現場ではなくてもできるため、PCを支給して在宅勤務ができるようにしました」
新卒の社員は、入社後に2〜3カ月のローテーションで各セクションの業務を経験するのだとか。上長や人事担当が仕事ぶりを見ながら、一人ひとりの希望をヒアリングした上で適材適所の配属先を決めていくそうです。
「当ホテルの総支配人は、私たちが笑顔で働けなければ、お客様に楽しい旅を届けられないという考え方です。『笑顔の連鎖』をテーマに掲げ、自らが笑顔の絶えない風通しの良い雰囲気づくりを進めています。このトップの意識がスタッフ全員に浸透…し過ぎているのかもしれません(笑)」
一方、評価については年齢や経験の垣根はなく努力が報われるスタイル。「必ず伸びる」という人には先行投資としてステップアップさせています。
「私自身、まだ33歳ですが宿泊支配人を任されています。楽しく働け、未来も見据えられるのが当ホテルの魅力です」

◎総支配人がすれ違いざまにお菓子を。

続いてはデザイン系専門学校を卒業後、センチュリーマリーナ函館に就職した簾内(すのうち)愛美さん。現在は客室管理の仕事を担当しています。
「函館にはデザイン関係の就職先が多くはなく、未経験でも歓迎してくれるセンチュリーマリーナ函館に応募したんです。当初は予約処理や問い合わせ、メールの対応をする事務の部署に配属され、OJTで丁寧に仕事を教わりました」
簾内さんは2年ほど前、仕事の幅を広げようと客室管理の部門へ転籍を願い出たとか。
「最近は新卒さんがローテーションで客室管理の仕事を学ぶ時、指導役も任されています。手順を一度に事細かく説明しても混乱するため、段階的に教えるように子心がけています」
ところで、違う部署の仕事を覚えたいと思うほど、モチベーションが高まったのはどうして?
「4週8休で休み希望もほぼ受け入れてくれる働き方にも満足していますし、何より人間関係が良く、誰もがやさしいのが当ホテルの魅力。総支配人は本当に森のクマさんみたいで、すれ違いざまによくお菓子をもらいます(笑)。職場にもっともっと貢献したいと思えるんですよね」

◎スタッフ一人ひとりに誕生日プレゼント!

最後はレストラン担当の上田ゆえりさん。福島町の高校を卒業後、2019年に新卒として入社しました。
「上司は正しい言葉遣いから丁寧に教えてくれ、朝食ビュッフェの料理を追加したり、お皿を下げたりする手順も1年がかりで手ほどきしてくれました」
上司や先輩は単にやさしいだけではなく、ダメなところはダメと厳しく指摘してくれるのが自分の成長につながったと振り返ります。
「時にはお客様にお叱りを受けることもありますが、その度に全員で対策を考えて、ミスを未然に防げるように工夫しています」
総支配人は顔を合わせると一言目には「元気?」と気遣ってくれ、今や「全然緊張することなく話せます」と笑います。
「総支配人はスタッフ一人ひとりの誕生日を覚えていてくれて、プレゼントを用意してくれるんです。お酒が飲める人にはワインで、私は高価なお菓子やジュースをいただきました」
上田さんも4週8休の働き方に満足し、時には三連休を取って家族旅行に出かけると笑顔を見せます。
「今はサブリーダーにステップアップしたので、これまで築き上げてきた仕事を後輩に伝えていくのも私の役割だと思っています!」

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