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就活準備ガイド 選考対策編 エントリーシート(ES)の書き方。各項目のポイントと内容の考え方

2023年2月28日 公開

就活において欠かせないエントリーシート(ES)。どんな書き方をすれば良いか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事ではエントリーシートの目的や作成前に知っておきたいマナーやポイント、エントリーシートの具体的な内容、自己PRや志望動機の書き方について解説しています。

エントリーシートは何のためにある?

エントリーシート(ES)は、簡単に言えば、企業が用意している「応募用紙」のこと。自身の氏名や年齢、学歴などの基本情報の他、自己PRや志望動機を記入します。エントリーシートを通して、企業は文章作成・情報伝達能力が備わっているのか、その人の資質が求める人材であるのかをチェックしています。企業に自身をアピールできる最初の場と言えるでしょう。

作成前にチェック。マナーとポイント。

まずはエントリーシート(ES)を書く前に、気を付けるべき点について見ていきましょう。

■基本的なマナー
エントリーシートを書く前には、次のようなマナーを心得ておく必要があります。
・手書きの場合は、とにかく丁寧に書く
・ですます調で書く。一人称は性別問わず「私(わたくし)」がよい
・下書きをしたらしっかり読み込んで、誤字脱字がないようにする
・清書したものをコピーして、面接の際に内容を答えられるようにしておく
・話し言葉を使わない。「そんな」→「そのような」のように書き言葉にする
・「バイト」などの略した言葉は使わないようにする

■書く際のポイント
実際にエントリーシートを書く際にも、いくつかのポイントがあります。

伝えたいポイントを絞る
自身のアピールしたい情報をたくさん盛り込んでしまうと、結局何を一番伝えたいのかがわからなくなってしまいます。応募企業に合ったアピールポイントに絞って文章を作成しましょう。

自己PRや志望動機は結論から話を進める
文章を論理的に伝えるために、「結論から話を進める」ことを心掛けましょう。最初に結論から伝えることで、以降の話の内容を根拠や説明として理解でき、読みやすい文章ができます。

文章だけでイメージがつかめるように具体的に書く
自身の考え方や強み、取り組んでいる活動がしっかりイメージとして伝えられるよう、一つひとつの内容を具体的に書きましょう。

空白や空欄を作らない
エントリーシートの設問は一般的に規定文字数があります。与えられた設問にはすべて答え、また文字数の9割は埋めておきましょう。

基本情報の書き方

続いて、基本情報の書き方について、押さえておくべきポイントを解説します。

日付
日付欄は提出日か前日の日付を記入します。また西暦や年号表記なのか確認し統一しましょう。

写真
面接時と変わらない服装・髪型で撮影します。服装はスーツが適しており、髪型は乱れなく整えておきましょう。写真サイズは紙の場合は縦4.0センチ×横3.0センチが一般的で、Webの場合は企業により異なります。エントリーシートの誤字脱字の確認をし、清書後に貼り付けましょう。

氏名
氏名の送り仮名記入欄に「ふりがな」とある場合はひらがな、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで書きましょう。

生年月日、年齢
西暦か元号表記なのか確認し、統一して書きましょう。年齢は、送付時点での年齢を記入します。

住所
都道府県から記入し、町名・番地などは省略せず最後まで書きましょう。

連絡先
電話番号は、日中連絡が取りやすい番号にします。

印鑑
印鑑の押し間違いや滲んだりするのを防ぐため、別紙に一度確認用に押してみましょう。

学歴
学歴は、省略せずに正式名称にて、中学校卒業から現在の学校まで書きます。卒業見込みがわかる場合は、「卒業見込」と書きましょう。

自己PRの書き方

自己PRで大事なのは、「自身がこれまでに何をしてきたのか」「何ができるのか」「どれだけ価値のある人材なのか」をいかに企業にアピールできるかです。書き方やポイントをみていきましょう。

結論を最初に書く
結論を最初に書くことで、採用担当者に内容が理解しやすくなります。反対に、結論が後になると、アピールしたいことがわかりづらくなります。まずは結論を書き、一番アピールしたい自身の強みや得意なことを印象付けましょう。

エピソードを盛り込む
失敗したことや、苦労したことに対して自身はどのように対処したのかを説明していきます。自ら考えた解決策を盛り込むことで、困難なことがあっても努力する人間像をアピールできます。アピールする材料に合ったエピソードや趣味・特技を盛り込むことで、企業側も背景をイメージしやすく、テンプレ化した文章にならず好印象が期待できるでしょう。
企業が知りたいのは、現在のあなたの情報です。高校時代のエピソード内容よりも大学時代に経験したことを書きましょう。

企業でどう生かすかを伝える
どれだけ上手なアピールでも、志望企業で生かせなければ意味がありません。ここまでPRした内容が志望企業でどう役に立つのかを説明しましょう。

志望動機の書き方

志望動機は「(その企業で)具体的になにをしたいのか」「入社したいと考えた理由」などを、企業が「この人材は将来的な価値があるので採用したい」と思うようにアピールする必要があります。自己PRで書いてある「何ができるのか」を企業内容と結び付けて、「将来なにができそうか」を面接官にうまくイメージさせられるかが重要です。志望動機の流れやポイントを見ていきましょう。

志望理由を最初に書く
志望動機では、志望した理由を最初に書きます。最初に書くことで、一目で言いたいことが伝わるうえ、その後の文章も予測して伝わりやすくなります。

志望理由の根拠を書く
なぜ志望したのか、興味を持ったのかという根拠を書き出します。自身の経験や考え、自身のできることを交えることで、テンプレ化した回答ではなく、あなたならではの説得力のある回答になります。

その企業ではないとダメな理由を伝える

採用担当の方に入社したいという熱意を伝えるためには、自分の就職先がその企業でなければならない理由も書きましょう。「理想の企業だから志望した」よりも、「御社に絶対就職したい」という意気込みの方が熱意を感じられ、印象も強く与えられます。

まとめ

◎エントリーシートは自身の情報を企業に伝える応募用紙
◎作成前にマナーやポイントを押さえることで、企業に好印象を与えられる
◎基本情報はポイントを押さえて書く
◎自己PRは自身がどんな人間なのか、志望企業でどんなことができるのかをアピールする
◎志望動機はその企業でなければいけない理由を伝える

就活準備ガイド 選考対策編

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