まずはエントリーシート(ES)を書く前に、気を付けるべき点について見ていきましょう。
■基本的なマナー
エントリーシートを書く前には、次のようなマナーを心得ておく必要があります。
・手書きの場合は、とにかく丁寧に書く
・ですます調で書く。一人称は性別問わず「私(わたくし)」がよい
・下書きをしたらしっかり読み込んで、誤字脱字がないようにする
・清書したものをコピーして、面接の際に内容を答えられるようにしておく
・話し言葉を使わない。「そんな」→「そのような」のように書き言葉にする
・「バイト」などの略した言葉は使わないようにする
■書く際のポイント
実際にエントリーシートを書く際にも、いくつかのポイントがあります。
伝えたいポイントを絞る
自身のアピールしたい情報をたくさん盛り込んでしまうと、結局何を一番伝えたいのかがわからなくなってしまいます。応募企業に合ったアピールポイントに絞って文章を作成しましょう。
自己PRや志望動機は結論から話を進める
文章を論理的に伝えるために、「結論から話を進める」ことを心掛けましょう。最初に結論から伝えることで、以降の話の内容を根拠や説明として理解でき、読みやすい文章ができます。
文章だけでイメージがつかめるように具体的に書く
自身の考え方や強み、取り組んでいる活動がしっかりイメージとして伝えられるよう、一つひとつの内容を具体的に書きましょう。
空白や空欄を作らない
エントリーシートの設問は一般的に規定文字数があります。与えられた設問にはすべて答え、また文字数の9割は埋めておきましょう。