グループディスカッションは5〜10人前後の複数名での選考を一度に行えるため、大手企業では就活の序盤に行われる採用試験として定着しています。
グループディスカッションの採用試験は、1対1の個人面接ではわからないチームワークに必要な能力を審査するのが目的です。企業は協調性やチームワークも社員に必要な能力として重要視しており、決められた時間の中での個々の発言力や気配りなども同時に審査されます。
グループディスカッションの進行中は、決められたテーマについて効率良く議論するためにリーダー・書記・タイムキーパーといった役割がそれぞれに与えられます。試験官はそれぞれに与えられた役割を通して、どんなポジションが最適かの判断も行っているのです。