2019/09/30[mon] update

キャリアアドバイザーに聞いた【年収UPのための転職に必要な準備とは】

キャリアアドバイザーに聞いた【年収UPのための転職に必要な準備とは】

転職を考える人の本音として、大きな理由の1つが収入のアップ。それを果たすためにはどんな心構えで、どんな準備をしておけばよいのでしょうか。

「同職種で他業界」は転職成功者が多い傾向に。

「転職」というのは、これまでどんな環境の中でどのようなキャリアを積んできたかなど、今まで歩んできた道を振り返るよいきっかけになります。今までの職場で、自分はどれだけ成長して来られたかを、まずはしっかりと見つめ直してみてください。転職によって収入アップした方たちの事例を観察すると「同職種で他業界」への転職が多い傾向が見られます。例えば、自動車の営業をしていた方が不動産の営業に転職、IT関連のSEをしていた方が流通業のSEに転職、といったイメージです。それを可能にするためには、自分が持つ知識やスキルを、他業界でも通用する汎用性の高いもの、応用性のあるものにしておくことが欠かせません。

スキルを磨き続けることでコモディティ化を避ける!

また、転職先の会社がこれまで外部委託していた仕事が、その人が入社することで内製可能になる、といったケースも狙い目です。会社は外注費と給与を比べた際、社内でおさめた方がコストが抑えられると思うからです。とはいえ「今は自分にしかできない」と思っているスキルでも、どんどん多くの人ができるようになっていく「コモディティ化(一般化)」の危険があることを忘れてはいけません。常にスキルを磨いていくことを考えましょう。それまでの経験を生かし、店長職の人がバイヤーを目指したり、SEの人がシステムコンサルタントを目指す、というのも年収アップにつながるよい方法の1つです。

大きく変わりゆく社会、3年、5年後に目を向けて。

社会はこれまでにないスピードでどんどん変化していきます。AIの進歩によって消えていく職業が多数ある一方で、これまでになかった新しい職業もたくさん登場しています。過去の問題を解決できる力より、未来、未知の問題に出合った時、それを乗り越える力が、これからの時代にはさらに必要となります。転職時の給与・職場環境だけでなく、3年後、5年後を見据えた転職を考えていくことが、成功への秘訣ではないでしょうか。

アドバイスしてくれた方

キャリアコンサルタント/村本麗子 氏
ビジネスマンスクール東京・札幌の上席講師として年150回以上の授業に登壇。公共団体や企業への研修の提供や、企業、経営者、起業家へのコンサルティングや講演など、活動は多岐にわたる。脳科学理論をベースとしたコーチングでは、北海道における第一人者。株式会社ヒト・ラボ 代表取締役。
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