2019/04/15[mon] update

キャリアアドバイザーに聞いた【「希望給与」の記入欄、何を基準に書くのがベスト?】

「希望給与」の記入欄、何を基準に書くのがベスト?

インターネットの応募画面などで時々目にする「希望給与」の記入欄。本音の金額はあるものの「高く書きすぎて落とされては…」「安く書きすぎて逆に敬遠されても…」と悩んだことはありませんか。どんな金額を書くのがベストでしょう?

自己アピールの一つと考え率直な希望金額の記入を。

希望給与の記入欄があるのなら、率直な希望金額を書いてかまいません。会社ごと、給与制度があるため、希望通りになるわけではないのです。過度に低い金額や「特になし」といった回答では、自己評価を下げてしまうこともあります。書類提出は自己アピールの場。ぜひ自信を持ってご自分の強みをアピールしてください。

その金額が妥当だという根拠を示せることが重要です。

金額提示に気をつけたいのが、記入金額が妥当だという根拠があるかということ。例えば営業職なら「前職では約◯◯人の顧客を持ち、月◯◯円の売り上げを達成していた」、事務職なら「◯◯人の給与計算を担当し、出退勤管理、年末調整もこなせる」といった妥当性の裏づけが必要となります。
とはいえ「100人の給与計算を担当していた実績」があっても、応募先の会社が「当社の社員数20人なので、そこまでの技能は必要としていない」と考える場合もあります。相手が何を求めているか、そこにマッチする自分の強みは何かを考え、納得感を持ってもらえる数字を提示してみましょう。
異業種への転職の場合、その業界での実績はまだないのですから、根拠が示しにくいのもやむを得ません。自分の持つスペックをどう生かせるのかを考え抜き、そこを伝えて会社の判断を待ちましょう。

足りない条件は自分で作る前向きな気持ちも大切に。

ところで転職において給与額はとても大切な条件ですが、ぜひ転職時だけではなく「2〜3年後にはどうなっているのか」も考えてほしいところです。入社直後は一時的に収入ダウンしたとしても、その後のキャリアアップによりグンと昇給するケースもありますし、人間関係が大きく広がるなど貴重な体験ができる場合もあります。仮に何か足りないものがあっても、「入社後に自分が作り出そう」という前向きな気持ちを持てればさらに高見を目指せるでしょう。

アドバイスしてくれた方

キャリアコンサルタント/村本麗子 氏
ビジネスマンスクール東京・札幌の上席講師として年150回以上の授業に登壇。公共団体や企業への研修の提供や、企業、経営者、起業家へのコンサルティングや講演など、活動は多岐にわたる。脳科学理論をベースとしたコーチングでは、北海道における第一人者。株式会社ヒト・ラボ 代表取締役。
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