2019/03/04[mon] update

キャリアアドバイザーに聞いた【職場見学の機会を得たら…】

職場見学の機会を得たら…

求人広告でも見かける「職場見学歓迎」の一文。面接の際に「仕事場を見ていきませんか」と誘われた経験がある人もいるはず。そんな職場見学の留意ポイントは?

「職場見学歓迎」は、採用に前向きな企業。

応募者との接触機会を増やしたい、マッチングの可能性を高めたいなど、企業サイドの思惑も考えられますが、いずれにせよ職場見学を歓迎する企業の多くは、自社の職場の雰囲気や社員の働く様子に自信を持っているはず。ましてやそのために見学者に担当者を付け時間を割いてくれるわけですから、新たな社員を迎えることに前向きな企業ともいえます。

外観から職場の詳細まで目に映るすべてをつぶさに。

「職場見学では何を見たらいいの?」これもよく耳にする質問です。その答えは「全部」。会社の入口は除雪されているか、最前列の駐車場は来客用か社長用か、周囲の清掃は行き届いているか、オフィスの室温は適温か、迎えてくれた社員は笑顔か、社員たちの会話は弾んでいるか、電話に出る社員の声や言葉遣いはどうか、書棚は整理されているか、デスク周りはキレイか、パソコンは旧型か最新か、ホワイトボードに掲げられている資料は何か… とにかく〝目を皿のように”して職場の隅々まで観察しましょう。

観察を積み重ねて分かる、職場や会社の素顔。

会社の入口の様子、職場のほんの一場面でもその会社について知り得ることはたくさんあります。除雪されている→お客様を迎え入れる姿勢が整っている、駐車場の最前列の車が社長の車→ワンマン経営者かもしれない、オフィスの室温が適温→労働環境に配慮している、社員たちの会話が弾んでいる→オープンで明るい社風のようだ、パソコンは新型だ→経営状況がよく最新の情報や業界動向に敏感、書棚が乱雑だ→情報の共有感や他の人への気遣いが希薄だろう、ホワイトボードには社員の営業成績グラフ→数字重視、社員の競争意識が強い風土だろう… 一つひとつの憶測すべてが正解ではないかもしれません。ですが、いくつもの状況や情報を積み重ねると必ず企業や職場の素顔に近づきます。
あとはそのリアルな雰囲気や温度感、人間関係に自分がフィットするかを考えるだけ。そこでいきいきと働く自分が容易に想像できるなら、あなたに適した職場と言えるでしょう。

アドバイスしてくれた方

キャリアコンサルタント/村本麗子 氏
ビジネスマンスクール東京・札幌の上席講師として年150回以上の授業に登壇。公共団体や企業への研修の提供や、企業、経営者、起業家へのコンサルティングや講演など、活動は多岐にわたる。脳科学理論をベースとしたコーチングでは、北海道における第一人者。株式会社ヒト・ラボ 代表取締役。
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