私の選んだ職場 私の選んだ職場【パートナーハウス2号館】

2018年11月5日 公開

介護施設といえば忙しそうなイメージ。けれど、「パートナーハウス2号館」では、スタッフがゆったりと働いているように映ります。「ウチはかなり人員が厚いんです」。飛び切りの笑顔で声をかけてくれたのが、ホーム長の林口充子さんです。

ゆとりある人員体制で
入居者様の穏やかな生活を提供しています。

ホーム長/林口充子さん(57歳)
2人の子どもを持つ働くお母さん。優しいホーム長としてスタッフに頼られる存在。

認知症を患った
祖母のお世話を経験して。

林口さんはホテルや百貨店で働いてきました。結婚後は二人の子どもを授かり、しばらくは主婦業に専念。そして、下のお子さんが幼稚園に通い始めたころ、子育てに支障がない範囲で在宅ヘルパーとして介護業界に飛び込みました。
「祖母が認知症を患い、高校生のころからよくお世話をしていました。そんな経験から介護の世界に興味がありましたし、料理やお掃除なら主婦にも務まるだろうと働くことにしたんです」
ヘルパーの仕事を10年ほど経験し、その間にはケアマネージャーや介護福祉士の資格を取得。お子さんが中学校に入学したタイミングで、働く時間をもう少し増やそうと考えたそうです。
「ケアマネージャーの資格を生かしたかったんですが、以前の職場はちょっと残業が多そうで…(笑)。仕事と家庭の両立ができる介護施設を探したところ、現在の職場・パートナーハウスと出合いました」

体力的にも精神的にも
ゆとりを持てる人員体制。

パートナーが運営する介護付有料老人ホーム「パートナーハウス2号館」に転職したのはおよそ11年前。ケアマネージャーと介護スタッフを兼務する形で働き始めました。
「実際、定時の17時にはキッチリと退勤できました。当法人は、入居者様に良いケアを届けるには、良い人間関係が欠かせないという考え。業務に追われて殺伐としたり、勤務時間外にしか交流の場を設けられないくらいなら、ゆとりを持った人員をそろえて業務内でコミュニケーションを図るべきという方針なんです」
法律に基づいた人員体制は入居者様3人に対して介護スタッフが1人。ところが、パートナーでは入居者様18人に対して介護スタッフが15人という驚くべき人員配置です。
「だから、体力的にも精神的にもゆとりを持って働けます。人数が多い分、産休・育休や時短勤務、日勤のみのシフトも可能なので、働くお母さんも多いんですよ」
また、林口さんがパートナーで働き始めてからほどなくのこと、大きな失敗をしてしまったと振り返ります。
「叱責を覚悟していましたが、上司には状況を聞かれただけでした。パートナーでは、ミスを責めるのではなく、利用者様のために同じことを繰り返さないよう対策を練ることを大切にしているんです」

100歳を迎えた入居者様を
チーム一丸となってお祝い!

主任や相談員を経て、林口さんがホーム長に昇格したのは5年ほど前。上司が働きぶりを細やかに見ていて、ステップアップを勧めてくれたといいます。
「最近では昇給と昇格の試験を設け、自ら受験に手を挙げられる評価制度をスタートしました。この取り組みも、入居者様に良いケアをするため、スタッフのモチベーションアップにつなげたいという思いがあります」
林口さんが目指しているのは、入居者様が穏やかに過ごせる当たり前の日々。その理想に向かってチームの和を育んでいます。
「印象深いのは100歳を迎えた入居者様のお祝い。介護スタッフがツーショット写真でアルバムを作り、厨房メンバーは鯛の塩焼きを振る舞いました。外部ボランティアや行政の方とも手を取り合い、すべての人が協力し合って良い一日を届けられたんです」
冬には食事に鍋を提供したり、室内でも運動会を開いたり、入居者様の小さな希望や不満をヒアリングする「絆会」を開くなど、林口さんは「穏やかな生活」のために思いを一つひとつ実現させています。
「理想の介護を突き詰められる環境と体制がある…それがパートナーの自慢です!」

3つの働きやすさPOINT

【POINT-1】ゆとりを持って働ける手厚い人員体制!
入居者様18人に対して介護スタッフは15人。産休・育休、時短勤務、日勤のみシフトもOK!
【POINT-2】昇給・昇格の試験に自ら挑戦できる評価制度!
介護スタッフのモチベーションを高めるために、昇給・昇格試験に自ら手を挙げられます。
【POINT-3】ミスを責めるのではなく、皆で対策を考える社風。
スタッフが失敗しても決して責めるのではなく、カンファレンスを開いて皆で対策を講じます。

職員の「声」を、働きやすさにつなげることが大切。

パートナーは、法人全体を通して職員の思いや仕事に対する考え、働き方の要望に耳を傾けることを大切にしています。家庭を第一にして仕事に取り組まなければ良い職場を作れないので、ヒアリングしたことをできる限り働きやすさにつなげたいと考えています。
林口さんとはもう10年以上も上司と部下のお付き合い。彼女は職員の声を「聞く力」に優れ、そして上手く部下にフィードバックしています。そのような点が評価され、ホーム長へとステップアップしました。強いて課題を上げるなら、部下のOJTやトレーニングにさらに磨きをかけると、より良い職場環境が生まれていくと思います。
特別養護老人ホーム 七色の風 施設長/田村直人さん

社会福祉法人パートナー
介護付有料老人ホーム パートナーハウス2号館

札幌市清田区北野1条2丁目10-40
TEL.011-888-5620
http://www.partner.or.jp/

私の選んだ職場

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