マンパワーグループ株式会社 エクスぺリス事業本部

学校卒業後、ずっと札幌のIT業界で働き、新規開発に携わってきました。ただ、そろそろお客様の声を反映させる保守に関わってみたいと思い、3年ほど前に多彩な仕事を請け負うマンパワーグループに転職したんです。
私が配属されたのは医療系のグループウェアの保守。新規開発はシステムの完成後に感想をいただくことはありませんが、今は画面の表示が遅いという要望を改修すると「使いやすくなった」という反応があります。その声が次のモチベーションにつながるので、張り合いも大きいんです。
働く環境についても満足しています。これまでの会社はベンチャー系ばかりで安定感には欠けていましたが、当社は安心して腰を据えられる規模。18時の定時に帰れる日がほとんどで、緊急対応は年に数回あるかないかです。自由な時間が増えた分、新しい情報や技術を仕入れるゆとりもできたので、エンジニアとしてステップアップするための自己研鑽にもオススメの環境。当社は実力主義でもあるので、開発リーダーに昇格するのもスピーディでした。札幌オフィスは女性が多く、産休・育休から復帰する人も少なくありません。私自身も結婚していますが、仕事との両立ができていますね。

私が担当する部署のスタッフは約200名。人材が拡充してきたことに伴い組織も拡大し、現在エンジニアは「アプリ開発」「基盤ソリューション（インフラ）」「ITマネジメントサービス」「メディカルソリューション（医療系）」の4部門8課体制です。役職者のポストも増え、30代前半で課長に昇格したメンバーも。スキルや仕事に取り組む姿勢によって、若くしてステップアップする可能性も広がっています。
当社では7割がお客様先に常駐し、3割が社内で受託開発に携わっています。出向といっても当社ではチームでプロジェクトに参画しますし、例えば大手通信会社ではフロア200名中100名がマンパワーグループ。つまり、社内外で先輩が新人を指導する環境は整っています。
当社は開発から運用・保守、Web系まで多彩な仕事を請け負っています。例えば、経験者がプログラムを書くだけではなくユーザーの反応が知りたいという場合など、スキルや希望に寄り添った相応のフィールドをご用意。今後は、スマート農業や畜産動物の電子カルテといった北海道に根づいた開発を自社で受託できるように力を注いでいきたいですね。

マンパワーグループの「エクスペリス」は、メーカーを中心に幅広いクライアントの開発を担っています。詳しく述べることはできませんが、倉庫業務のシステムや非接触型決済の仕組みなど、皆さんの暮らしに身近なサービスやマチナカで見かける便利な仕組みに数多く携わっているのも特徴です。
アプリ開発の世界は日進月歩です。最近ではノーコード開発やアジャイル開発といった手法が芽を出し始めていることからも、「特定の言語しか使いたくない」「バグがあるうちはリリースできない」ではなく、新しいことを柔軟に覚えていくことが大切。当社全体で見ても人材やITだけのビジネスにとらわれず、新しい事業を考えていく「リシンクプロジェクト」も活発です。安定感や働きやすい環境が整っている中で、アプリ開発経験者のスキルにプラスして、アイデアを生かして活躍できる場としても魅力だと考えています。