2018/06/04[mon] update

キャリアアドバイザーに聞いた【30歳の転職を考えよう】

がむしゃらに働いていたら聞こえてきた「30歳」の足音。
今の仕事は好きだけれど、これが自分にとってベストの選択なのかは分からない、という人も多いかも。
今回は、転職年齢としての30歳を考えてみましょう。

まず、30歳は人生の節目と考えよう。

30歳を超えたあなたは今、会社ではどんな存在ですか?仕事にもすっかり慣れ、部下を指示する立場の人もいるでしょう。すでに会社や業界全体を俯瞰する視点を備えている方もいるかもしれません。30歳は若手から中堅へと移行する年齢。キャリアを築いてきた今の仕事を続けるか、別の仕事にチャレンジするか。この先の働き方に対しても、冷静な判断が必要となる節目の歳といわれています。

なるほど、30歳の魅力は『染まっている』こと。

新卒の魅力を「会社に染まっていない」という人事担当者がいます。では30歳の人材の魅力とはなんでしょう?同じ観点から表すなら「社会には染まっている」となります。社会に染まるとは、社会的な常識やビジネスルール、礼儀や礼節など『ビジネスの基礎力』が備わっているということ。企業にとって本来の業務とは無関係な社会人研修の手間が省けるだけでなく、いきなりビジネスの舞台での活躍を期待できるのが、30歳の最大の長所なのです。

しかも、30歳はまだまだ若い。

ビジネス力を持ち合わせているとはいえ、30歳はまだまだ青年の域。20代の社員とも意気投合できる年代ですし、ベテランを支えるキーパーソンとしての活躍も期待できます。また新人と上層部をつなぐパイプ役としてチームワークを高める役割も担えるでしょう。さらに発想や思考もまだ柔軟ですから仕事への対応力も高く、末永く企業貢献してくれることも期待できます。つまり社会経験がある一方、伸びしろのある若さを兼ね備えているのも30歳の人材なのです。

だから、30歳の節目に考えてみよう。

仮にあなたが30歳前後の年齢なら、これまでの仕事を振り返ってみてはいかがでしょう。「この仕事で自分はどう成長したか」「この仕事で自分は何を得たのか」そして「将来自分はどうなりたいか」「その実現を果たすのはこの仕事か、この職場なのか」そう自問を続けていくと、現在の仕事を続けるべきかもしくは転職を検討すべきかが、少しずつ見えてくると思います。
いずれにせよ、30歳は「経験と若さ」の両方をバランスよく備えた存在。これまでとこれからの働き方を考える節目の年齢であることは間違いなさそうです。

アドバイスしてくれた方

キャリアコンサルタント/赤坂武道 氏
北海学園大学にて就職指導を担当し、2万人を超える学生を指導。同大学を退職後、キャリアコンサルタントとして独立。就職支援・キャリア支援のプロフェッショナルであり、キャリアデザイン研究分野では北海道において第一人者。株式会社エス・イー・ジャパン 代表取締役。
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