アカツキ交通 株式会社

福屋：就活で自分に何が向いているか分からない時、アカツキ交通の会社説明会で女性ドライバーが「休憩中に家事をしている」「女性は昼間の勤務で酔っ払いがいない」って楽しそうに話す姿に好印象を抱いたのが入社のきっかけ。
鈴木：でも、タクシードライバーって年配のイメージじゃなかった？
福屋：そうですね。男性の印象は強かったです。ただ、そもそも学生だったからタクシーに乗る機会も少なくて、イメージも何もなかったです（笑）。
大西：私もオジさんが乗るものだと思い込んでいたけど、Webで福屋さんのインタビュー記事を見て、「こんなに細身で優しそうな若い女性がタクシードライバー！？」ってギャップ萌えして、浦幌町の工場からアカツキ交通に転職しました。
鈴木：私も！運転は好きだったけど、一歩を踏み出せずにいた時、福屋さんのことを知ってアカツキに転職したの。
福屋：恐れ多い…。でも、今はアベさんとか、サトウさんとか、女性も増えてきて9人になったよね。高卒の男性も入ってきたし。
鈴木：ウラタキくんとか若い男性も増えたね。最近入社したバジョウくんって知ってる？年齢不詳だけど、たぶん若いと思う（笑）。

鈴木：でも、アカツキのベテランさんたちも意外と言ったら失礼だけど、やさしいよね。空港や駅のタクシー乗り場の業界ルールを教えてくれたり。
福屋：精算の時に数字が合わない時とか、すごい頼っちゃいました。
大西：私は入社したばかりなので、まさに事務作業とか教えてもらっています。けっこう気にかけてくれるんですよね。
鈴木：だけど、朝礼とか会社に戻った後とか、少しの間しか会わないからこそ、気楽な気がしない？
大西：めっちゃ分かります〜！前職は工場だったから同僚とずっと一緒で、ミスとかしたら「相手がどう思っているんだろう…」ってスゴく気まずくて。
福屋：タクシーって、無事故無違反でお客様を安全に送り届けられれば、ミスをしても人に迷惑をかけることってないですよね。
鈴木：自分でシゴトを組み立てて、スケジュールも自分で管理できるし。二人は出勤時間が同じだから、よく顔を合わせる？
大西：同じ時間帯の電車に乗るのでほぼ毎日（笑）。まだプライベートで過ごしたことはないですよね。
福屋：私たちはクルマを持っていないから。でも、鈴木さんにはたこ焼きをご馳走になりましたね。
大西：え〜、うらやましい！今度、行きたいです！

大西：福屋さんは、会社説明会で聞いた「自由」って、どのあたりに感じてますか？
福屋：う〜ん…やっぱり、休憩を好きな時間に好きな場所で取れるところかな。あまり人目を気にせず、マイペースに働けるのが自分に向いています。クルマを持っていないから、休憩時間に日用品を買ってトランクに入れておいたり、実家が近い時は顔を出してみたり（笑）。
鈴木：そうだよね。実は、さっきも自宅に帰ってお昼ご飯を食べてきたし。宅配便の荷物を取りに行ったかな。先輩の中には、休憩中にお子さんの学校の三者面談に参加したという人もいるね（笑）。
大西：それ、スゴいですね。
鈴木：出勤時間もフレックスみたいな感じで、「この日は夕方から用事があるから早めに出る」とかもOKだよね。
福屋：ドライバーデビューしてすぐのころでも、有休もわりと自由に取っていました。シフト自体も「この日に出る代わりにこの日は休む」とか、かなり柔軟に働けるのも若い世代向きだと思います。
鈴木：休憩中に役場や銀行に寄るのだって全然大丈夫。普通はプライベートの時間を削って用足ししなければならないところを、仕事の日に済ませておけると考えるとメリットがあるよね。

大西：私は今、月給20万円の保証期間中ですが、ぶっちゃけお二人はそれ以上に稼げていますか？
鈴木：正直、よっぽどじゃないと下回ることはないです。
福屋：保証期間は安心なんだけど、それより稼げるようになってくるので、いつの間にか「保証期間中」という感覚が薄れていくと思います。
大西：そうなんですね！私は会社からの無線配車に対応することが多く、このあたりのお客様のやさしさが身にしみているところです。ただ、どんな方か分からないDiDi（配車アプリ）は講習は受けましたが、まだチャレンジしていません。お二人はどうですか？
鈴木：全然、怖い人なんていないから大丈夫！
福屋：最初は緊張したけど、「女性なんだ！」とか好意的なお客様ばっかり！配車アプリも活用してみると良いかも。
大西：今度、チャレンジしてみます！お客様も女性ドライバーに好意的ですが、私の場合は親もタクシードライバーになると言ったら「かっこいいじゃん」と背中を押してくれました。
福屋：ウチも！思っていたよりアッサリ「いいんじゃない」と。ただ、父だけは母に「大丈夫か聞いてよ」とこっそり耳打ちしていました…自分で聞けば良いのに（笑）。

当社の創業から変わらない経営方針が「地域密着」。
北区・東区に寄り添い続けたことが、このエリアのお客様から「アカツキさん」と愛されることにつながったと思います。
加えて、ポイントカードや配車アプリなども市内ではいち早く導入するほど新しい取り組みに積極的。
市内で初めて女性ドライバーを採用したのも当社で、新卒の福屋は、「第2種免許受験資格緩和道内第1号」です。
二種免許取得のための条件が緩和されたことで、若い世代もチャレンジしやすい仕事になりました。
地元のお客様にとっても当社はフランクに接することができる存在。
ドライバーが大根や長芋、果物といった「チップ」をいただくことも多いんです（笑）。
シフトや休日、休憩もかなり自由。例えば、昼休憩中に家事をこなしに自宅に戻るのもまったく問題ありませんし、お子さんの参観日に数時間だけ仕事を抜けるのもOKです。
地域密着を掲げながらも、マチナカを走ってみたり、データの蓄積・分析による営業スタイルを試してみたりするのも全く縛りはありません。
私自身も上層部も、売上をチクチクつつくことはありません。
だからこそ、気楽だと感じるドライバーが多いのだと思います。